カンパン夫人

マリー・アントワネットの最初首席侍女。

国王ルイ16世時代における宮廷生活の歴史的証言といえる『回想録』の作者として知られている。

カンパン夫人ことジャンヌ・ルイーズ・アンリエット・ユネは、文学教育を受けイタリア語と英語を学び、ルイ15世の末娘たちの朗読係りとして、15歳でヴェルサイユの宮廷入りを果たした。

1770年
若き王太子妃マリー・アントワネットの第2侍女に任命される。

1786年
カンパン夫人は、正式に王妃主席侍女として任命されて、王妃から会計係、宝石の管理係の任務も任された。

カンパン夫人は、マリー・アントワネットの友人かつ相談役として絶大な信頼を得て、18年間に渡って宮廷生活の内側や秘密を王妃と共有した。

そして、ルイ16世時代の宮廷生活を描いた『回想録』を書き残した。
カンパン夫人は、回想録の中でマリー・アントワネットの生活、人物像を描写して、主観的で私的な立場から宮廷での出来事を書き綴っている。

フランス革命勃発後、カンパン夫人は王家の家族と距離を置いたがマリー・アントワネットとの手紙のやり取りは続けた。
そして、革命によって破産したカンパン夫人は、その後、最初の職業である教育者としてやり直して、サン・ジェルマンに名家子女の為の寄宿学校を設立した。
カンパン夫人は、皇帝ナポレオンの妹2人の教育も担当してナポレオンに認められる。

1807年
ナポレオンによって、エクアンに位置するレジオン・ドヌールド教育学校の学院長に任命。
1814年まで役職を維持したがブルボン家の復権により再度、後ろ盾を失った。









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