1/5ページ目 拠点に吸血鬼が現れた。 夜の貴族と恐れられた吸血鬼の一族なのに、その魔力は見る影もない。 細い腰に小さな体。そこらの人間より弱そうだ。 「新米のくせに生意気なんスよ!」 「魔力もないのにオレたちに教育だとよ」 プリニーたちに不満があるのも仕方なかった。 「何でも、約束を守って血を吸わないんだとか」 金髪のヒーラーに戦士は目を向ける。 「へぇ……人間みたいだな」 「それが本当なら、バカのすることですわ」 「とにかくストライキッス!!」 いきり立つプリニーや魔物たちに戦士は近寄り、両手を叩いた。 「まぁまぁまぁ、その前にあいつの実力を見てみようじゃないか。本当に血を吸わないのもな」 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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