1/3ページ目 「やったぁああ!! 勝ったぞ〜!」 モルガンは跳び跳ねて喜ぶ。勝利の雄叫びを上げた。 「今日からあたしが一の戦士だ!! アロウンの側にず〜といられるぞぉ!」 「まさかモルガンが勝つとはな……最近一人で狩りに出ていくことが多かったが……おい、アルサル、どうした」 アロウンの問いにアルサルは答えられなかった。 元一の戦士であるアルサルは、魂が抜け出たようだった。 「あたしが一の戦士なんだから、アロウンの隣はあたしのもんだぞ!」 軍議で席に座ろうとすると、後から来たモルガンが鼻をならして得意げに言った。 一の戦士にこんなことで文句をつけるわけにはいかない。 アルサルはぐっと堪えた。 一の戦士になってからというものの、モルガンは普段の生活だけではなく戦や軍議でも、アロウンの隣にいた。 「ホッホッ。ラブラブですなぁ」 何故だかアルサルは心がモヤモヤした。 負けたことにではない。アロウンがモルガンと一緒にいることに対して。 「一体何なんだ!」 アロウンが遠い。こんなことで何故俺はヤキモキするんだ。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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