一番上まで行きたくて、手を伸ばしてみた。 足が浮きそうになった。 でも不安定な体は緑色に落ちていった。 天道虫と飛蝗と蛙がこっちを見ている。 塩っ辛い液体が溢れ出て、目をそらした。 気だるい身体を起こして思った。 太陽が私を透かせてみせた。 届かないものに思いを寄せて。 届くものに気付かないで。 だから私は歩き出す。 緑色を。 終わりが見えて、 私は宙を舞う。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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